バングラデシュの既製服のオーナーが2000タカの最低賃金を提案

世界市場での衣料品価格の伸びを考慮して、バングラデシュの衣料品オーナーは現在、労働者の最低賃金を29ドル/月に近い2000タカに固定する準備をしている。

先週の最低賃金局で行われた会議で、既製服のオーナーは最近の労働者の最低賃金を1887タカ/月（27ドル/月近く）にすることを提案した。ベトナムでは、このような労働者の賃金は90ドルで、インドの最低賃金は135ドル/月だった。

バングラデシュの既製服製造及び輸出業者協会（BGMEA）の副会長兼最低賃金局代表イスラーム.ムヒウディン氏によると、既製服産業は最低賃金を2000タカ/月に固定する可能性があるという。2006年初めには、政府、BGMEA、労働者代表を含む1662.50ルピー/月に3者組織が最低賃金を固定した。

しかし、主な仕入先は最近、衣料品の価格を徐々に引き上げており、特にニット衣料品は約30%上昇している。過去の会計年度には、バングラデシュのアパレル部門が国の総輸出収入140億ドルに125億9000万ドルを貢献した。

4月にはバングラデシュの既製服の輸出が前年同期比で増加した。4月には、ニットウエアと機織りウエアの輸出がそれぞれ前年同期比13.52%と13%上昇した。

バングラデシュの既製服製造・輸出業者協会は、新規参入労働者の最低賃金構造を固定する問題について、経済家や法律関係者やその他の関係者と議論する。バングラデシュのアパレル部門は2300以上の単位で構成され、約300万人の労働者がおり、多くは女性労働者だ。