マレーシアの1月消費者物価衣料品靴類1.3%下落

マレーシア統計局が発表した資料によると、同国（2011）年1月の消費者物価指数は101.8で、過去（2010）年同期（99.4）より2.4%上昇し、2009年中旬以来の最高水準を記録し、市場の予測に合致した。

マレーシアの経済学者は、世界の食品と原製品価格が高騰していることに加え、マレーシアのアルコール飲料やタバコの価格が上昇していることや、政府が燃料、液化天然ガス、砂糖への補助金を削減することを決定したことで、前製品の価格が上昇した。市場はマレーシアの本年数カ月間のインフレ率が徐々に上昇することを予見しており、マレーシア中央銀行の隔夜借入金利の引き上げにも圧力をかけている。

1月の主な消費財価格上昇幅が顕著な者には、アルコール飲料と香味料（6.4%上昇）、レストランとホテル（4.6%上昇）、交通（4.3%上昇）、

その他の価格上昇項目には、非アルコール飲料と食品（3.6%上昇）、保健（2.1%上昇）、教育（1.5%上昇）、不動産、水、電気、ガス及びその他の燃料（1.4%上昇）、その他の製品及びサービス（1.2%上昇）及び家具、家庭用デバイス及び日用品修理（1.0%上昇）。

下落した項目は衣料品と靴類（1.3%下落）、レジャー、サービス、文化（0.5%下落）、通信（0.3%下落）だった。