衣料品小売大手インディテックスの第1四半期の純利益は10%増

北京時間6月15日夜のニュースによると、世界最大の衣料品小売業者、ZaraブランドのオーナーであるスペインInditexグループ（InditexSA）は水曜日、グループの今年第1四半期の純利益が前年同期比10%増加したと発表した。

現在、Inditexグループは本土市場から世界の他の市場へ急速に拡大している。Inditexグループは今年4月30日までの第1四半期に純利益3.32億ユーロを達成し、前年同期の3.01億ユーロから約10%増加した。新規出店の恩恵を受け、今期のグループの売上高は前年同期比11%増の29.6億ユーロだったが、同グループの今期の粗利益率（販売商品のコスト）は前年同期の59.9%から58.8%に下がった。

Inditexグループによると、同グループは今季新たに110店舗をオープンし、4月30日現在、世界78カ国に5154店舗を展開している。

Inditexグループの今期の業績はアナリストの予想をやや上回っており、ダウジョーンズ通信社が調査した8人のアナリストはこれまで、グループの今期の純利益を3億1380万ユーロ、グループの今期の売上高を29億6000万ユーロと予想していた。